ペーパードリップタイプの抽出器具でコーヒーを淹れる

メリタ式のドリッパー(1つ穴)でコーヒーを淹れる

世界で一番普及している・・・と思う。メリタ式のコーヒードリッパーで美味しくコーヒーを淹れる方法をまずは紹介。簡単、ゆえに奥深い。下記で紹介しているカリタ式と比べ、作り手の好みの蒸らし時間を調節できる。お手軽だけではなくコーヒー玄人にも好まれる抽出方法です。やってみると結構難しいのですが、まずはお手本の動画を参照にがんばってみましょうね。

カリタ式のドリッパー(3つ穴)でコーヒーを淹れる

上記のメリタ式ついで世界で普及しているコーヒーの抽出方法「カリタ式」。メリタ式との最大の相違点は抽出の穴が3つあるということ。蒸らし時間をしっかりとろうと思うと少々難しいが、軽めのコーヒーを淹れる場合にはメリタよりも適していると言われています。抽出にかかる時間が短く、朝のコーヒーにはこっちのほうが向いているかも。

まず、間違っていたら大変なので、メリタ式とカリタ式のペーパードリップ方式の違いから。あなたの持っているペーパードリッパーが実はどっちなのか、確認しておいてくださいね。
メリタ式の場合、抽出器具の下の穴が1つ。カリタ式なら3つの穴が開いています。メリタ式の場合は抽出がゆっくりと行われるため、コーヒーの味を決める「蒸らし」の工程は一回ですみます。しかし、カリタ式の場合は抽出がスピーディなため、基本は数回に分けてコーヒーを抽出します。どっちのほうがうまいか?と言うのは難しいところですが、初心者でも比較的簡単に淹れられるのはメリタ式のほうだといわれています。(ただし人によります。僕はカリタ式のほうが簡単だと思っています。)

メリタ式・カリタ式ペーパードリッパーでのコーヒーの淹れ方

  1. ペーパーフィルターをミシン目にそって折り、底面を反対側に折り込みます。
  2. コーヒーサーバーにドリッパーをセットして、上からお湯をかけて温めます。
  3. ドリッパーにペーパーをセットしたらコーヒーの粉を平らにならします。
  4. コーヒーの上からお湯を注ぎ、表面全体が湿るくらいまで注湯します。
  5. 20秒〜30秒程度蒸らします。コーヒー全体がハンバーグのように盛り上がってくればOK。
  6. 再び抽出開始。
    メリタ式の場合はこの2回目の抽出で全量を抽出。
    カリタ式の場合は、このあと4回〜5回に分けてコーヒーを抽出していきます。