コーヒー豆の挽き方一覧

楽しみ方にあわせて変えよう!コーヒー豆の5段階粒度と味わい。

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コーヒー粒度の5段階とは何か?

一口に豆を挽くと言っても、粉の細かさ(粒度=メッシュ)によって淹れるコーヒーの味わいが全然違います。すごくざっくりと言ってしまうと、豆を細かく挽くことで苦味が強くなり、反対に、豆を荒く挽くと酸味が出やすくなります。また、粒度によって抽出時間や適した抽出器具も変わってくるため、それぞれ器具にあった粒度を知っておく必要があります。それでは、以下からそれぞれの豆の挽き方による特徴と、適した抽出方法についてみていきましょう。

極細挽き:(2〜3番)エスプレッソ、イブリック

粒度(コーヒー豆のメッシュ)は、市販の白砂糖ほど。この粒度で挽くためには、専用のミル(コーヒー専門店やコーヒーショップなどにあります。)が必要。苦味が非常に強くなるため、エスプレッソコーヒーを入れる際に適しています。と言うか、この粒度でないとエスプレッソは作れません。

細挽き:(5〜6番)ウォータードリップ、ドリップ・メリタ式

粒度(コーヒー豆のメッシュ)は、粉の状態で市販されているコーヒーよりも少々細かいくらい。水出しのウォータードリップコーヒーやドリップ式で苦味とコクを強調したい時にこのコーヒー粒度を使います。

中細挽き:(7〜8番)ドリップ式・メリタ&カリタ

粒度(コーヒー豆のメッシュ)は、市販のグラニュー糖くらい。市販の粉コーヒーに最も多い一般的な粒度と言えます。この粒度を基準にすると、それぞれのコーヒー粒度の違いがはっきりとしてきます。

中挽き:(9〜11番)ドリップ・カリタ式、サイフォン式、ストレーナー式

粒度(コーヒー豆のメッシュ)は市販のグラニュー糖とザラメの間くらい。熱湯の中に浸されるサイフォン式、ストレーナー式に適しています。

粗挽き:(12〜13番)コーヒーメーカー、パーコーレーター

粒度(コーヒー豆のメッシュ)は、市販のザラメくらい。苦味が少なく、酸味がやや強まる挽き方となります。直接湯で煮出すコーヒーメーカー等に適しています。

※カッコの中の番号は何?
挽き方を12段階に分けた際の挽き目の番号です。コーヒーショップなどでいきなり「挽き目は7番でお願いします。」とかいって通を気取ってみる際にお使いください。